Flight

自分の人生に素直に対峙できない。懸命に振る舞い防御しないと怒涛の如く不安が押し寄せて潰れそうになる。恐ろしく辛かったのでジンを浴びるほど飲んでいた。アルコールで得られる安息はあまりにも切ない。

クラプトンはギターを弾いている時だけ痛みを忘れることができたという。しかし薬物にも依存した。最近のライブでは十分なパフォーマンスを発揮していたので安心する。クラプトンは幾多の苦難を乗り越えて豊かな音色を奏でていた。

そしてライブの帰り道に映画フライトを回想する。デンゼルワシントンがアルコホリックを演じていた。彼はどんな役柄も器用にこなす。よく働く。実はワーカホリックではないかという推察はナンセンスだろう。

作品のテーマは「善人のジレンマ」だ。裁判で究極の選択に陥る。仲間を犠牲にして無罪になるか、ジャンボ旅客機を飲酒運転したことを認めるか、邪な葛藤で精神が粉々になりそうだ。
アルコホリックは善人にはびこる。不条理であるがそれでいいのだ。

長友佑都の祖母の言葉を思い出した。
「成功は人の表面を飾り、失敗は内面を豊かにする。失敗には成功に劣らぬ報酬がある。」

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